専業主婦として、知っていただきたいことがあります。
沢山ありますが、少しだけにしておきます。
①専業主婦は、時間に余裕がある → ないです。
②専業主婦は、気楽である → 逆につらいです。
③専業主婦は、憧れである → 憧れではない。
①専業主婦は時間に余裕がありません。
よく、「働いてないの?」と聞かれますが、家で働いております。
働いても誰も見てないだけです。誰もお金を払ってくれないだけです。
ですが、子どもの送迎をして、家事して、献立考えて、節約考えて、日用品の補充もして、子どもが必要なもの考えて、家の中を整えて・・・やることは山のようにあります。
どこを今日のゴールにするかを決めて、いつまでにやるべきかも予定して、動きます。
気づいたら、お迎えの時間です。
はっきり言って、自分の時間を作るのは意識しないとできません。たいがいは、家族のためのことに時間を費やしています。
②専業主婦は、なかなか辛いです。
結論からいうと、わかってもらえないのが一番つらいです。
各ご家庭でやること、やり方は違うと思いますので、自分のことをわかってもらえる存在は、なかなかいません。
同じ専業主婦でも、どういう家族構成か、どういう経緯での専業主婦なのか、かなりプライベートなことがかかわってくるので、すべて話せてすべてわかってもらえることは、まずないです。
会社員でしたら、その仕事についてよく分かり合えるだろうし、農家さんでも同じかな。
専業主婦の仕事は、本当にみんな違うのです。(孤独)
外で働いている人からは当然わかってもらえないし、お金を稼いでいないことを負い目に感じることもあるし。
外で働いていれば誰かが見ていてくれるのに、相談もできるし休憩管理もしてくれるのに。
家族が休みの日は、いつも以上に家事が増えるけど普段やっている家事は後回しにして本当に忙しいうえ、家族の「休みが終わる~」というセリフに「休みがあっていいねえ」という嫌味を心の中でつぶやいている。
③「専業主婦って憧れる~」という人の扱いがめんどくさい
どんな経緯で専業主婦になったかはいろいろです。
「働かなくていいの、いいじゃん!」って、しんどい。
私は、専業主婦になりたかったわけではない。
専業主婦やってみて、外で働くことがどれだけ恵まれているかを知りました。
お金を稼いでいるという自負も生まれる
体面も守れる
認めてもらえる
自分の時間をコントロールできる
「憧れ」という人には、これを説明してもわかってもらえないし、嫌味を言われているような変なフォローをされているような、なんとも言えない気持ちになります。(ひねくれものですみません)